信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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嫁入りした道祖神


道祖神は新しく建立するより、他所から嫁入りさせた方が霊験があるとも言われたようだ。

そんな話を耳にして、先日写真を撮りに行ってきた。^^

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道祖神の向かって左側に「帯代二十両」と彫ってある。


伊那谷の最北端の万五郎村(現 辰野町)の話である。

あるとき、村の道祖神がどこかへ持ち去られてしまった。
村人が見ると、台石の上にご祝儀と書いた紙包みが置いてある。
中には十疋(銭貨の数え方)のお金が入っていた。

道祖神の行方を調べたところ三谷という村だった。
そこで村の総代が三谷村へ行ったが白状しない。

しかたなく「高遠様に訴える」ということになったところ、三谷の人達は「実は嫁入りをさせて頂いた」と白状した。
それから改めて村の総代ら三名が招かれ、御馳走になったという。

こういう事があってから万五郎村の人たちは「何処からか道祖神様に嫁って来て貰わなければ・・・」ということになった。

結局、鴻之田村の道祖神がいいと言うことになり、ある晩大勢で行って道祖神を運んできた。
翌朝、鴻之田の人々が騒いでいるところへ、万五郎村の人々が御祝儀を持って「昨晩道祖神様を嫁入りさせて頂きました」と、挨拶に来た。

それからは「道祖神を嫁入らせるなら、結納=帯代として二十両置いていけ」と、道祖神に彫ったのだ。^^

辰野町には、金額は一定しないが 多くの道祖神に、帯代 五~百五十両と彫ってある。

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by hansaki460 | 2012-12-04 20:41 | 歴 史 秘 話 | Comments(0)