信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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吾道彦物語[3]"カナサキ(住吉神)と夫妻のその後"

吾道彦物語[3]
"カナサキ(住吉神)と夫妻のその後"


 カナサキ(住吉神)のことにも触れます。
 ヒルコを拾って育てた住吉の神は、伊邪那岐の神が黄泉の国から戻って禊ぎをした時に生まれた神です。

そして、天照大神の妹・歌姫と思兼尊の仲人をしました。        ・・・・・ホツマツタエ

 水の底の方に潜った時に生まれたのが 底津綿津見神・底筒之男命、中ほどにいた時生まれたのが中津綿津見神・中筒之男命、水の表面で生まれたのが 上津綿津見神・上筒之男命です。

 この中の底筒之男命・中筒之男命・上筒之男命の三神が住吉の三神で、底津綿津見神・中津綿津見神・上津綿津見神が阿曇連の祖先となったとされます。

 信濃の山深い阿智神社の近くには、思兼尊を守るかのように住吉神を奉る御坂神社があります。

 さて、話は戻ります。

 和歌姫はアチヒコ(思兼尊)と結婚した後、しばらくは紀州に滞在して 新婚生活を送った時期がありました。

紀州には、多くの神社に、いろいろな名前で、思兼尊・ワカ姫夫妻が奉られておりますが、このことはまたの機会といたします。

 それから後、夫妻は 野州川のほとり(滋賀県野洲市)に移って 宮を造りました。

 思兼尊・和歌姫夫妻は、伊邪那岐の遺言に従って、天照神の日嗣の皇子 オシホミミ(忍穂耳尊)の 御子守をしながら、実子・シズヒコ(手力男尊)を育て、北陸や山陰を同時に治め、伊勢(男女の絆)を結んで 夫婦協力して政(まつりごと)を執っていました。



 和歌姫が まだ思兼尊と一緒になる 前のことです。

 『クシキネ(大己貴)が諸国を巡って農業指導をしている時のこと、災害で食糧の乏しい村民の訴えに、つい誤って獣の肉食を許してしまいました。

 すると、天罰が当たり その年の秋、村の稲田に稲虫が大量に湧き出て 葉を食い荒らして しまいました。

 驚いたクシキネは シタテル姫(和歌姫)の坐す ヤスカワに馳せ参じて、稲虫祓いの「教え草」を習い覚えて 急ぎ帰り、オシ草(玄人)を持って 扇(あお)ぐと、やはり ホオムシは去って 稲は若やぎ よみがえりました。

 その秋豊作となったので、喜んだクシキネは、自分の娘のタカコ(高子)をシタテル姫の元に奉りました。』 という話があります。

 ワカ姫は没後、トシノリ神(歳徳神)と称えられましたのは、トシとは 穀物・特に稲をさす古語 だと言うことを考えると 納得できます。

 稲作が 全国に定着していった当時、稲虫対策の農業技術指導は、朝廷による統治の要の一つになっていたのでしょう。

 和歌姫は、各地の農業指導者達に対して、教え草(ハーブの燻煙)を用いた 稲虫払いの除虫方法を 伝授したとされています。

 その最先端をいく知識を持っていた 当代きってのスペシャリストが 和歌姫ですから、朝廷の領地を巡回視察する仕事をしていた者達を 実質的に統括していたのが、野洲川の川辺にあった 思兼尊・和歌姫夫妻の宮だったことが うかがえます。 

 野洲川付近は 縄文時代から人通りが多い街道筋に当たりますから、この地域に建てられた神社は、後世いろんな人がさまざまな思い込みの解釈で 情報を付け加えてしまっているようです。 (この話も、別の機会に・・・・)

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by hansaki460 | 2009-02-16 22:45 | Comments(0)
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