信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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ム-の記憶・日本語・ハプログループD (Y染色体) そして日本人

1)日本語について

日本語の系統については大きく分けて二つの考え方がある。
ひとつは北方起源説であり、もうひとつは南島起源説である。

戦前は日本語アルタイ系説(北方起源説)が主流であった。(新村出、金田一京助)
また国語学者橋本進吉は、アルタイ系言語の母音調和が、奈良時代の日本語にもあると指摘し、日本語アルタイ系説を裏づけた。

戦後は南島起源説が多い。(泉井久之助、村山七郎、崎山理など)
朝鮮語と日本語は 共通の語彙が少ないのにたいして、オーストロネシア系(南島系)のことばのなかには日本語と似た単語が多いという。

また、安本美典はビルマ語、カンボジア 系、インドネシア系の語彙との関係を指摘し、西田竜雄はチベット・ビルマ語と日本語の語彙の類似を指摘している。

近年大野晋は、インド南部やスルランカの一部で話されている「タミル語」と日本語の類似を指摘している。【注①】
すなわち、「アジア西部に「原日本語(「ドラビダ語」というべき)」中心があり、一つは東進して日本に、南進したものはインド大陸に進み入ってそこに広まった」という仮説を立て、主張している。

安田徳太郎は、ヒマラヤの谷底にすむレプチャ人の「レプチャ語」で、万葉時代の日本語が解読できるとした。【注②】
専門家からは総スカンを食らったが、後に記す理由でとても興味深い。


2)さてそこで、日本人とは?ということだけれども…

ミトコンドリアDNAの分析では、地球上のヒトの祖先はアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったとするアフリカ単一起源説が主流を占めている。

それは、現代人の共通祖先の分岐年代は14万3千年前頃であり、ヨーロッパ人とアジア人の共通祖先の分岐年代は、7万年前頃であると推定された。

そして、アジアにおけるY染色体の系統地理学は、アフリカ起源の現生人類が最初、東南アジアの大陸部に定住し、それから約2万5千~3万年前には北方へ移動し、東アジア全域に広がっていったとこれまで示していた。


※ しかしこのようなシナリオでは、東アジアに特有の「D系統ーマーカーM174」【注③】が、チベットと日本列島およびアンダマン諸島にだけ、高頻度で分布することを説明出来ないので、最近の研究では次のように提唱する。

『東アジアにおけるD系統の分布、南方に起源があり、北方への拡散は約6万年前から最終氷期最寒期と新石器時代に起きた可能性が強い。
そして、チベット人の集団と日本人の集団は、主要な東アジアに特有のY染色体系統「Oハプログループ」と「Dハプログループ」をもつ、二つの古代の集団が混交したものである。』


3)日本語
ここで注目すべきことは、日本語の系統で簡単に述べた通り、【注①】の「タミル語」が存在する場所と、【注②】の「レプチャ語」が存在する場所が、【注③】の「D系統ーマーカーM174」が存在する場所と一致するという事実だ。

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4)そこで「ム-の記憶」だが、このように仮説する。

ム-大陸の人たち(洋族)は、天地変動の結果周辺部に拡散移住した。
その時日本列島へは、主流が大勢移住した。

一部の人たちは大陸へ移住し、その後相離れたチベットおよびアンダマン諸島にのみ色濃く残った。

これは柳田国男の「方言周圏論」の原則に一致し、日本語と似たと思われる言葉(レプチャ語・タミル語)は、相離れたチベットおよびアンダマン諸島(→タミル・ナードゥ州)に「古語」が残った。

日本人集団特有の「D系統ーマーカーM174」が存在する場所もまた、おなじ現象で残り、言語の現象と一致した。
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by hansaki460 | 2015-05-28 10:06 | 一般 | Comments(1)
Commented by asd at 2015-12-04 23:44 x
まだDNAの二重らせん構造も発見されていない頃にアイヌ人こそが本当の日本人だと見破っていた人がいる
それは出口王仁三郎という人で、木庭次守編の「新月の光〉―出口王仁三郎玉言集」その下巻の359頁にて、「アイヌ人は本当の日本人だ」と発言されていた事が記録されています
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