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信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎


日本の古代には、秘密保護法があった? 「旧約聖書」と「ホツマツタエ」の類似と、伊勢「外宮」の秘密

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はじめに知っておいていただきたいことがあります。

それは、旧約聖書の 天地創造の話と、日本の古伝『ホツマツタエ』の天地開闢の話が、ほとんど同じだと云う事実です。

実は 竹内文献には、ホツマツタエよりも もっと納得がいく(現代の素粒子理論などに類似した)天地開闢の話が出ていますが、このことはまた別な機会に・・・。

では、旧約聖書とホツマツタエを見てみましょう。

旧約聖書

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
光を昼と呼び、闇を夜と呼ば れた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
・・・以下略

【 要約 】
1日目 暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。
2日目 神は空(天)をつくった。
3日目 神は大地を作り、海が生まれ
    地に植物をはえさせた。
4日目 神は太陽と月と星をつくった。
5日目 神は魚と鳥をつくった。
6日目 神は獣と家畜をつくり、
    神に似せたをつくった。
7日目 神は休んだ。


ホツマツタエ

【 要約 】
① アメノミヲヤ(大宇宙の根源の意識)の
 「生の一意気(意志・念い)」は 天元神を生む。
  天元神のエネルギーは陽(昼)と陰(夜)に分離し、【 陰陽 】
② さらに陽は空・風・火、陰は水・埴に分れる。【 五行 】
③ 水・埴は地球をつくる。
④ 陽の核はとなり、陰の核はとなる。
⑤ 天元神は歳徳タマメを生み、タマメをして
 「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」の五座の神を生む。
⑥ 空・風・火・水・埴の5つが交わって、
  地球に初めて (ミナカヌシ) が生まれる。

 ホツマの天元神は、七日目にも休まなかった。(^^


いかがでしょうか? ソックリではありませんか?

そのあとホツマツタエはこう続く・・・・・

⑦ ミナカヌシは地球の八方に万子を生むが、天元神もミナカヌシの子として地上に肉体を持ち、『ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ』の八国 を創る。

⑧ 『ヱの尊』と『トの尊』は日本に生まれ、はじめ『ヱの尊』がヲウミの中央政府を治め、『トの尊』はトシタ国 (ホツマ) を治める。 
以後『ヱの尊』と『トの尊』の尊は交代で世を継ぐ。

⑨ 天に帰って、ミナカヌシと天元神は星とされる。 【 九星 】

⑩ 天元神は人の魂の緒を下し、それで魂と魄と結び合せて、世における人の寿命を得さしめる (天つ政)。

          ◇
 

一方、『カバラ』と云うユダヤ教の思想と、竹内文書の話が類似していることを以前書いた。

[竹内文書を読む-04]天地創造・天界の秘密について、日本の旧約聖書「竹内文書」
          ◇

さて、伊勢市にある神社【豊受大神宮】は、神宮の「内宮」に対して「外宮」と呼ばれる。主祭神は、豊受大御神。

雄略天皇の二十二年 (五世紀)、天照大御神のお告げによって、丹波の国(今の京都府下、天橋立付近)から、この伊勢の国 度会の山田が原にお迎えしたと伝わる。

神殿は、日本最古の建築様式の「唯一神明造」で、ヲコヌシ神の定めた宮造り法により立てられたとする。  
・ヲコヌシ神とは、大地 (土・埴) を治める大国主(大地主)を云い、ニニキネ(瓊瓊杵尊)がクシヒコ(事代主)に与えた名で、君に仕え民を治める物部(守の侍)のことを云った。 

では祭神の「豊受大神」は、古伝ではどう語られるのか?

なぜ、天照大神の御饌、つまり神々にたてまつる食物を司さどっているのか?

          ◇

天地開闢以来、アメノミナカヌシ(天御中主神)からクニトコタチ(国常立尊)と続いていた時代の日本を【トコヨ(常世)クニ】といい、二つの理想の国があった。

それが「ホツマ国」と「ヒタカミ国」であった。


ヒタカミを建国した「ハコクニ(葉木国)」の子「キノトコタチ(東の常立)」は、初代の「タカミムスビ(高皇産霊尊)」となった。

タカミムスビは、「ヒタカミ国を統べる」という意の役職名で、以後十四代続いた。

裔の十四代タカミムスビを「ヒタカミミチノク(日高見陸奥)」と云い、ヤマトタケ(日本武尊)の皇軍に最後まで敵対したが、「オオトモタケヒ(大伴武日)」に論破されて帰順した。 

これによってナコソ(勿来)より北は「ミチノク(陸奥)」と名付けられ、「ヒタカミミチノク(日高見陸奥)」はその国守に任命され、百県の果穂を納めるようになり、これを以ってヒタカミという国名は公式には無くなった。



◆ 詳細は語り尽くせないので、古伝にある 天地創造から天照大神に到る大筋を解説しましょう。


アメノミヲヤ(大宇宙の根源の意識)の「生の一意気(意志・念い)」は 『ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ』の 天元神を生んだ。

やがて 地球に初めて 人 (ミナカヌシ) が生まれ、天元神も ミナカヌシの子として 地上に肉体を持ち、『ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ』の 八国 を創った。

その内の『ヱの尊』と『トの尊』は 日本に生まれ、やがて『ヱの尊』が ヲウミ(近江)の中央政府を治め、『ヱの尊』は トシタ国 (ホツマ) を治めた。

しかし時代が下がると、日本の中央政権たる『ヱ』のトコヨ(常世)神の直系(本家)は 絶えてしまった。

そこで 中央政府の不在という窮状に、『ト』の裔『トヨケ(ホツマ君:豊受大神)』は、トコヨの道 (皇統たる資格) を受けて『東の君』と認定された。

そして、暫定的に ヒタカミを タカマ(中央政府) とし、本家の立場を引き継いで 日本全土を総括していた。

やがて『トヨケ(ホツマ君:豊受大神)』の娘の『イサコ:伊邪那美命(分家)』と、根の国を治めていたアワナギの子の『タカヒト:伊耶那岐尊(別の分家)』を結婚させ、その子を以て 本家とすることで、中央部 (葦原中国) の窮状を救済しようと図った。

そしてアマテルが生まれ、中央政権が復活し、分割統治に陥っていた日本の再統一が成った。


だから結局、日本の中央政権たる『ヱ』のトコヨ(常世)神の直系(本家)は 絶えてしまったことを隠蔽するために、天照大神を日本の根源神の如くにし、しかし、中央部 (葦原中国) の窮状を救済した『トヨケ(ホツマ君:豊受大神)』を、神宮の近くに『外宮』として祀り、神宮の弥栄を 守り続けているのである。


七世紀に古事記は、ここまでの歴史を『神代』として神話の中に隠蔽し、且つ脚色してしまった。

しかし日本の古伝には、お読みいただいた今回の話の 100倍以上の物語り、すなわち 旧約聖書や ギリシャ神話などの神話や歴史以上のものが、実は 存在しているのだ。


そこには、東日本と西日本の秘密や、出雲・物部などの秘密が語られている・・・。


日本には古代から機密保護法があったようです。(^^






by hansaki460 | 2013-11-27 21:28 | 歴 史 秘 話
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