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塩カルは 鹿の 「サプリメント」
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塩カルは 鹿の 「サプリメント」ブログ紹介 凍結防止剤の塩化カルが 野生動物を増やす ここのところ しばらく会っていないが、数々の賞を取った 自然界の報道写真家 宮崎学(gaku)氏は、私が尊敬する友人のひとりだ。 もう 三十数年前のことになるが、氏が 北海道の雪の中で、数日かけて撮ったという 鷲と鷹の写真を見せて貰った時、私は思わず涙が出て来た。 彼の視点は、鋭い。 2012年6月2日 のブログを見ると、 「塩化カルシウムが 野生動物を増やす…」 とあった。 宮崎氏と私が住む 伊那谷の、中央高速道の 高架下の話である。 ブログを紹介し、転載させていただく。 ◇ 塩化カルシウムが 野生動物を増やす… 凍結防止剤として散布される 「塩化カルシウム」。 私たちは何気に便利さを感じているだけかもしれないが、実は 野生動物たちには 大変なことになっているのだ。 塩化カルシウムだから、化学的な人工の 「塩」 である。 この塩が、全国的に津々浦々まで 凍結防止剤として散布され続けている。 ということは、本来は塩分に乏しい野生動物の生活エリアに、私たち人間が 「塩」 を 配達してあげている、ということになるのである。 高速道路をはじめ、国道、県道、市町村道。 とにかく、車の走るところならば 冬期間は どこにでも大なり小なり 散布されているのが実状だ。 長野県だけでも、2010年度に県が使った塩化カルシウムは、25kg袋に換算して 84万袋。 この数字だけでもスゴイが、高速道路、国道、市町村道なども含めれば、さらに 膨大な量となる。 この塩化カルシウムが、高速道路の橋の下に 大量に流れ落ちる場所があった。 そして、土に滲みこみ、土壌でミネラル分となって、雨が降ると 再び地表に浮き出てくる。 それを ニホンジカが 夜な夜な出現しては、表土を舐めていく。 そこは一級河川敷だったので、国土交通省から許可を得て、無人撮影ロボットカメラを 設置してみた。 カメラは、今年の1月から稼働しているが、ここへきて シカたちが頻繁にやってきては 塩カルを舐めている。 日没と同時にやってくるものから、深夜、明け方…と、とにかく夏に向かってシカたちは 塩分とミネラル分を 体が欲しているようだった。 カメラで監視してみると、どうやら 60~80頭くらいのシカたちがやってきているようだ。 しかし、昼間など、周辺地域でシカを 1頭も目撃しないから、地域住民のだれもが こんなにシカが生息しているなんて 思ってもいないだろう。 これが、今日社会の 自然に対する 私たち現代人の認識だと思う。 「シカが増えて困ったこまった」 といっているが、スパイクタイヤが禁止になる 1991年以前から、私たちは塩化カルシウムを膨大に使用しつづけてきた。 こうしてすでに、30年の歳月が流れてきているが、全国的に ニホンジカの激増と 塩化カルシウムの散布が ピタリと一致していると思う。 まさに塩カル散布現場は、野生動物にとっては 「郊外ドラックストアー」 でもあり、塩カルは 「サプリメント」 となっているからだ。 シカをはじめとして、クマ、イノシシ、サル。 この 4大動物は この30年間で確実に増えてきている。 塩化カルシウムとの関係に注目して 野生動物を見ている学者は、聞くところによれば 北海道大学に 一人だけいるそうだ。 あとは、オイラ以外 み~~んな無関心。 だからオイラは、30年まえから 「塩化カルシウム」 と 「野生動物」 の関係を意識してきた。 そして、まずはこのような写真を撮って 視覚言語化しなければならないと思って ロボットカメラを設置したまでだ。 今や人間社会も監視カメラの時代。 「黙して語らない自然界」 を探り 的確な答えをだしていくのも、監視カメラだと思う。 自然界の報道写真家 宮崎学(gaku)氏のブログは、こちら↓ 塩化カルシウムが野生動物を増やす… http://gaku-blog.net/post2191.html
by hansaki460
| 2012-06-12 07:29
| 一般
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