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信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎


男の修行

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男の修行


『 現在の大学生は、昔の高校生か 中学生のレベルだ 』 と、 大学の教授らが 討論番組で話していた。
しかし、企業が若者を 人財に育てることが 不要だと言われはじめて 久しい。

若い頃、山本五十六の「男の修行」という言葉を、壁に貼っていたことがあった。
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海軍五省 と云うものが あります。

 1、 至誠に 悖る なかりしか (もとる)
 1、 言行に 恥ずる なかりしか
 1、 気力に 欠くる なかりしか
 1、 努力に 憾み なかりしか (うらみ)
 1、 不精に 亘る なかりしか (わたる)


社員教育では、必ずといっていいほど 耳にする、有名な言葉だ。
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西郷南洲遺訓の 問答の中にあります・・・。

・弟子
「 至誠 が 大切だと言われますが、普段 どのように これを 養えば よいのですか? 」

・南州翁
「 至誠 を 養おうとするなら、まず 『 慎独 』 に 気を付けなさい。
  独りでいるとき、我が儘で 怠惰な生活に ならないようにすること、これが慎独だ。
  ここが 善悪の分かれるところであり、重要なところである。
  よくよく気をつけるように。」


『 慎独(しんどく)』、つまり 独りでいるときを 慎む。

  所謂誠其意者、毋自欺也。
  如惡惡臭、如好好色。
  此之謂自謙。
  故君子必慎其獨也。   〔大学、伝六章〕

いわゆる 其の意を 誠(まこと)にすとは、自ら欺むく 毋(な)きなり。
悪臭を 悪(にく)むが如く、好色を 好むが如くす。
此(これ)を 之(これ) 自から 謙(こころよ)くす と謂(い)う。
故に 君子は 必ず 其の 独(ひとり)りを 慎(つつし)むなり。


心がけが大事だと云う事は よく言われますが、では
『 何を どのように 心がけるのか?』
と云う事について 発言することが、憚れるのが、今の世の中です。

私は 若者等に、大きな声で 『五省』 を言える大人でありたい。



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4月27日(金)
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4月28日(土)
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4月29日(日)
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by hansaki460 | 2012-04-27 05:27 | 一般
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