信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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謎解き : 古代文字で書かれた社伝記を読む

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【001】
はじめに


古代文字の中で、漢字が伝来する以前の古代に日本で使用されていたと称される日本固有の文字の総称を【神代文字(じんだいもじ)】といいます。


信州伊那の谷、大御食(おおみけ)神社には、通称 ”美社(うつくしのもり)神字録” と呼ばれる、古代・神代文字の 『アヒルクサモジ』 で書かれた社伝記が伝わっています。

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美社(うつくしのもり)というのは、この場所をむかしから 『美女ヶ森(びじょがもり)』 といい、由来は大御食神社の御祭神にあります。


御祭神は、倭建尊(ヤマトタケノミコト)でしたが、応神天皇38年(AC307)に、熱田の草薙の剣の霊代と、五郎姫(いついらひめ)神とをお迎えして、以来 『美女ヶ森(びじょがもり)』 と呼ぶようになりました。



さて、古代文字・神代文字の 『アヒルクサモジ』 というのは、全国の神社などに伝わっているものですが、江戸時代から 現在まで、多くの国学者・言語学者たちは、『いわゆる 神代文字は偽物』 であるとしています。


あるとき私は、大御食神社の地元・駒ヶ根市の市誌編纂室を訪問し、社伝記と神代文字について尋ねました。

そのとき責任者の K氏は、まじめな顔をしてこう言ったものです。


「神代文字は、皇国史観の産物で偽物だ」 と。


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では、偽物だと言う文字で書かれた 社伝記を拠り所にして、大御食神社が存立し、千数百年にわたって伊那谷の民たちに尊崇されてきた事実を、どのように説明するのだろうか?


そのときの K氏の言葉が、わたしの社伝記の謎解きへの挑戦の始まりでした。


この謎解きの話に、しばらく、お付き合い下さい。^^


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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【目次】  (予定)

まえがき

第1章 大御食神社
  1 大御食神社
    大御食神社・概要/大御食神社・概論・由緒/赤須彦・出自
     /倭武尊(ヤマトタケのミコト)・東征・歓迎された倭武尊/押姫・采女屋敷


第2章 社伝記
  1 社伝記とは?
    上巻/下巻
  2 社伝記を読み解く(何が書かれているのか)
    風土記との類似/日根子
  3 古代伊那谷の風景
    湯奉の沢/里の地名/諏訪との境
  4 建御名方命は、天津御許の神
    建御名方命は、天津神/伊勢津彦/御手形神社

第3章 古代文字
  1 古代文字論争
    古代文字真贋論の推移/言語学会の現状/日本語の起源/漢字の伝来
     /漢字系文字(疑似漢字と派生漢字)

  2 否定論の検証
    古語拾遺/記紀/隋書/江戸時代/明治以降/現在の古代文字論/八母音説
  3 阿比留草文字 実在の証明
    甲骨文字の伝来/朝鮮使の証言(かと文字)/徐福/日本中にある甲骨文字
  4 阿比留草文字は、こう読む
    甲骨文字の草書体/神字の類(かむなのたぐひ)/読み方
  5 もう一つの古代文字
    豊国文字/サンカ文字/発見された絵文字/

第4章 社家
  1 赤須彦の系図
    社伝記・【赤須彦】/先代旧事本紀・大成経・【吾道家】/ほつまつたえ・【アチヒコとワカヒメ】・【伊那洞】・【野洲川】
  2 高皇産霊神ファミリーの足跡
    高皇産霊神/思兼尊/阿智神社/戸隠・手力男/秩父

第5章 社伝記は、古代史を説く鍵
  1 文字の発見
    長楽骨の碑文(骨刻文字)と、甲骨文字/象形文字の発見と、豊国文字【上津文(うえつふみ)】
  2 覇権の推移
    大陸の覇権/半島の覇権/列島の覇権/九州朝と信濃

資料 
   美社神字解・古代文字便覧・全国の古代文字

あとがき
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by hansaki460 | 2011-02-21 21:02 | 神代文字 | Comments(0)
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