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信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎


不思議な 小沢問題

不思議な 小沢問題


小沢裁判が 延び延びに なっている。
「遅くても 通常国会前」 といわれていたが 国会は 始まってしまった。

なぜ 遅れているのか?
大手マスコミは、ダンマリ を決め、解説する記事は ほとんどない。
そんな中 NEWSポスト によると、今月に入り 事態が急変したという。

① すでに政治資金規正法違反で起訴されている 衆院議員の石川知裕被告の再聴取時の
  検察による恫喝録音が表面化したり、

② 元第1秘書の 大久保隆規被告の供述調書の証拠申請を検察が却下したことが影響している
  ようだ。

  実は、小沢の強制起訴は、この2人の供述調書が“前提”と なっている。
  この 2人の公判が 成り立たなければ、小沢の起訴は 最高裁判例にある通り、
  『 有罪判決を 期待しうる 合理的根拠が 客観的に欠如している 』
  として、違法の可能性が出る。 それで 二の足を踏んでいるのではないか」
                                   (司法ジャーナリスト)

という記事がある。

また、筑波大学 名誉教授の 小林弥六氏 は

  小沢さんは日米従属関係も含めて、自民党時代からの古いしがらみを断ち切って新しい政治
  システムを作ろうとした。
  だから アメリカや 旧勢力の官僚、検察、大手マスコミは小沢さん抹殺に出た。

  小沢さんがいなければ 新政権である 管政権など どうにでも料理できると思っているのです。
  本当は 民主党は 小沢さんを先頭に 旧勢力と 闘わなければいけなかった。

という。

一方、菅首相が意識しているのは小泉首相の郵政解散の手法であり、小沢切りで支持率を回復させ、野党や 党内の小沢支持派の抵抗で政権運営が行き詰まれば「消費税と社会保障改革」を争点に、一か八かの解散・総選挙に賭ける。

という見方が出ている。

郵政解散の時は、大メディアに 熱狂的に報じられた小泉陣営が完勝した。 
その手法を真似て、菅首相は大メディアを味方につけておきたいところ。

小沢裁判は、外国人参政権付与断固反対を掲げる「在日特権を許さない市民の会」( 幹部4人が逮捕)の会長 桜井誠氏が、東京検察審査会へ不服を申し立て受理されたものだが、このことも不明朗だが、検察審査会のメンバーも、かなり不透明な所があった。  (結局大手マスコミは 取り上げないが・・・)

ちなみに検察審査会法では、起訴までの期限が定められていない。
また、公訴提起が義務づけられているために、無罪だと判断しても起訴せざるを得ず、例えば 議決後に 真犯人が出て 冤罪が 明らかになった場合でも、起訴し 無罪判決を求めなばければ ならないことに なっている。

何はともあれ、この問題に国民の多くは、好き嫌いで話題にするが、この問題で利害のある人達は、自分に有利に動くように最大限立ち回っていることだけは 間違いない。^^
by hansaki460 | 2011-01-26 18:18
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