信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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「 極楽の余り風 」 とは、「極楽の お裾分けの風?」

「極楽の余り風」とは「極楽のお裾分けの風?」

ある方のブログに 『極楽のあまり風』 という、はじめて聞く言葉が出てきました。(関西では、昔から言われているとのことですが・・・。)

ご主人との散歩の時、

「涼しいね」
「ホント、生き返るようだ」 
「この風をなんて言うか知ってる」
「この風に名前があるのか?」 
「あるのよ!!!」  
「死んだ私の母が教えてくれたんだけどネ。こう言う風の事を(極楽の余り風)って言うんだって」
「ヘー!!!?」

と、会話があったという。



そしたら私の習癖で、『酷暑に吹く清々しい涼風が、なぜ余り風なのだろうか?』 と、素朴な疑問がでた。^^

ググっていたら、「浄土真宗やっとかめ通信」 に、詳しい話が出ていた。
http://www2.big.or.jp/~yba/column/h190706.html


『夏の医者』 という落語に出てくるそうです。
   ↓
原典は仏典で 「浄土三部経典」 にまで至る。
   ↓
(意訳)
徳をそなえた 緩やかに吹く風は、とても柔らかく 穏やかで、強すぎも 弱すぎることも ない。
その風が 宝の樹々を吹くと、教えの声が 尽きることなく流れ、優雅で 徳をそなえた香りが 広がる。

その声を聞き 香りを嗅いだ者は、煩悩が起こることも無く、その風が身に触れると、ちょうど 修行僧が滅尽三昧に入ったように、心地よくなる のである。

・・・・・

しかし、経典が問題としているのは 人生である。

ゆえに 『風』 とは、前述の 『徳をそなえた 緩やかに吹く風』 ではなく、熱風や 寒風・暴風のように、人生に吹く風を言い、「無常の風」 や 「逆風」 「心のすきま風」、それどころか 「地獄の業風」 が吹き荒れるのが 人生だろう・・と。

島田幸昭が、『阿弥陀経探訪』 で、
仏典の 「そよ風」 とは、私たちから言えば台風です。それも 『心の台風』。不幸や災難に遇うと 心が動転する、そのことです。
それを 「そよ風」 といったのは、業の風が 念仏において、そよ風に転ぜられるからでしょう・・・・と。

親鸞和讃では、
「南無阿弥陀仏を唱なえれば、三世の重障(暴風)みな、たちまち、かならず転じて 軽微(そよ風)なり」 と云われるように、
念仏には「重い禍いを 軽く受ける」 徳があり、「煩悩を断ぜずして、涅槃を得る」
と説きました。

また、お釈迦さまが 座禅をしていたとき 悪童が投げた石が お釈迦さまの肩に当り、その肩から 美しい蓮の華が散った という話があります。
肩から流れたに違いない 真っ紅な血が、釈迦さまは、菩提心をもって、供養の華として 受け取られたことを 表している。

こんなふうに書いてありますが、それでもまだ なぜ 「余り風」 か?


親鸞は、猛火・暴風も、徳風・微風に転じられてゆく、すなわち、浄土往生を願えば、願う中に極楽の そよ風が吹く、と説く。
これが 「極楽の余り風」、と 表現されたのではないだろうか。


いわば、現世・世間の荒波・暴風の中でも、心を正し、極楽的な心境になれば、「極楽の余り風」 すなわち 「極楽のお裾分け」 を受けることが 出来るようになる ということでは ないだろうか・・・・・。

私も、「極楽の余り風」 を、日々生きる生活の中で 感じたいな ・・・ と、思います。^^
by hansaki460 | 2010-05-29 17:50 | Comments(0)
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