信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
by 史郎
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『 故 郷 』

『 故 郷 』

島崎藤村は、郷里の押坂小学校で 記念講演をしたことがある。
近郷から集まった人々で、小学校の講堂はあふれるほどだったという。

ところが、壇上にたった藤村は、深沈としてうなだれたまま一言も発しようとはしない。
集まった人々が、沈黙の時間の長いことにざわつき始めた。
その時、藤村は低音でなにか言った。
瞬間静まった聴衆が聴いた言葉は、たった三行だった。

    血に つながる ふるさと
    心に つながる ふるさと
    言葉に つながる ふるさと


 ・・・・・少し間を置いて

    私は 『春』 という言葉の意味がわかるようになるまでに
    十年間を費やしました。


と、つけくわえた。

ただ、それだけのことだったが、しばらくする、講堂のあちこちからすすり泣きの声が起こったという。

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数年前、テノール歌手の佐野成宏氏が、生まれ故郷の伊那谷で、記念演奏会を行った時のこと。

イタリアに住み、ヨーロッパ各地で多くのコンサートやオペラに出演をしており、もうその頃には、追っかけが いるほどの実力を認められた存在であったが、地元では初めての演奏会だった。

素晴らしい歌声が、故郷のホール満員の観客を酔わせた。

そしてプログラムも最後となり、あの 『故郷』 をうたった。

    兎 追いし かの山     小鮒 釣りし かの川
    夢は今も めぐりて     忘れがたき 故郷

    如何に 在ます 父母    恙 なしや 友がき
    雨に風に つけても     思い 出ずる 故郷

    志を はたして        いつの日にか 帰らん
    山は青き 故郷        水は清き 故郷


歌い終わった一瞬時間が止まったかのように拍手がない。
すると客席からすすり泣く声が聞こえた。 
その声に我に返った客席からは、あたたかなそして大きな拍手が ・・。

       ・・・・ それは、いつまでも いつまでもつづいた。

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by hansaki460 | 2009-06-24 17:38 | Comments(0)
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