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稲荷 と 熊鷹大神 と 羽白熊鷲 と九州の羽白熊鷲や、蝦夷のアテルイは、列島の先(原)住民であり、リーダーです。 そして熊鷹大神は、伏見稲荷大社や、多くの地で 奉られています。 今回 あるきっかけが あったので、見解を述べます。 先ず、熊鷹大神とは 誰か? ということですが、日本書紀にある 神功皇后に 征伐された 甘木朝倉の豪族 『羽白熊鷲』 だと思われます。 それは、 神功皇后が 羽白熊鷹を退治した所の 福岡県筑穂町の 老松神社の 宮司さんによると、鷲 ではなくて 羽白熊鷹 と 伝わっていると、仰ってますから、同一人物 だと 思われます。 世に憚って、鷲を鷹と言い換えたのかもしれません。 では、神功皇后に 征伐された 羽白熊鷹が なぜ神様か? ということですが、そこが 藤原氏の天下が 1000年以上、今でも 続いている構造で、夷は 夷の社会を 容認して、公家とは 違う社会 を ずっと造らせて きたのです。 (公家・藤原は 比叡に代表される 寺です。) そして 羽白熊鷲や、アテルイを倒した後 神にして、順わない民を、あの手この手で 懐柔したのです。 ではなぜ 「稲荷」 にあるのか? というと、「稲荷」 は 「夷也」 で、先住民というか 原住民というか、朝廷(藤原朝)から 見た場合、従順な 夷の民 (=祠庫信仰者達)の 神様 なのですね。 そして 羽白熊鷹 は、朝廷(藤原)から見た場合の 「夷」 なのですね。 ですから、羽白熊鷹を稲荷に奉ったのです。 関西に 被差別が 多く存在するのは、差別する階級が いるからで、実は 差別する階級は、白村江の勝者で その時 進駐してきた、唐・高句麗系の公家(藤原氏) なのです。 そして差別される 階級は 日本の 原住民 すなわち、『夷』 たちなのですね。 (実際は、職能別で 複雑ですが・・・) それから、天照大神 も、広義の 『夷』 ですから、天皇家は 日本の 原住民の 祖 なのですが、公家(藤原氏)達が、この国の 官僚として 天皇家の 血 の管理をしながら、君臨して きました。 ただし、あくまでも 天皇家は、夷 の 祖 で あり続けますから、日本は 安泰 なのです。 少し 刺激が 強かったでしょうか? 私のような 地方の自由人でしか、本当のこと(?)は 口にだしません。 ただ、梅原猛先生は 「藤原の、賢明な悪党は 1000年ばれない 悪を してきた」 と、著書の中で 述べておられます。
by hansaki460
| 2009-05-08 13:13
| 歴 史 秘 話
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