信濃國 大御食ノ社に伝わる神代文字で書かれた「美しの杜社伝記」を解明してます。
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縄文中期から、信濃では製鉄が行われていた。

縄文中期から、信濃では製鉄が行われていた。
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【 南宮の本山は 信濃国とぞ 承る さぞ 申す 美濃国には 中の宮 伊賀国には 稚き児の宮 (梁塵秘抄・262)】

蓼科・更級(科)・明科・豊科・埴科など、信州には 今日なお 「○シナ」 の土地名が 多く残る。
科(シナ)を 特有の地形・地勢と見る説が 有力で、司馬遼太郎氏も この地形説を 支持している。

だが、シナには 鉄の意味も あるという。
真弓常忠氏によれば、鉄を意味する 多くの古語について、大きく 次の五つの語群に 分けられる。
 (@) テツ・タタラ・タタール・韃靼  (A) サヒ・サビ・サム・ソホ・ソブ
 (B) サナ・サヌ・サニ・シノ・シナ   (C) ニフ・ニブ・ニビ・ネウ    (D) ヒシ・ヘシ・ベシ・ペシ

豊前の 「犀川」 「佐比川」 には (A) サヒ音=古代産鉄の可能性があり、また 「犀川」 は、加賀にも 信濃にもあり 「犀」 は 産鉄の可能性を示す 「サヒ」 ではないか? と 指摘する。

また、信濃の国にかかる枕詞は 「ミスズカル」 であるが、ミスズと シナの関連を、こう説明する。
ミスズは 「御鈴」 であり、鈴は 「鈴石・鳴石」 などと呼ばれ,水辺の 禾本植物の根に 形成された 褐鉄鉱団塊のことで、古代製鉄の 原料となったものである。
そして 沼沢から 抜き取り 鈴石を採取することが、ミスズカル という言葉で 表されていると 指摘する。

また、百瀬高子氏は 著書 「御柱祭・火と鉄と神と」 の中で、信濃では 縄文中期から 製鉄があったという。
その製鉄材料は、葦や芳の根に 鈴状に付着した カッ鉄鉱(高師小僧)で、その融解温度は 400度から始まるが、諏訪地方は 縄文土器の産地であり、その焼成温度は 800度を 4時間以上必要としたから、製鉄に必要な 諸条件は 十分満たしているとする。

そしてまた 縄文中期の 円筒埴輪や 朝顔型埴輪が、明治初期の キューポラ(鋳物炉)に 酷似している事実を 指摘して、製鉄が行われていた証明に ほかならない と しいる。
そして、諏訪大社に伝わる、薙鎌は(火を起こす)風の神であり、鉄鐸は、褐鉄鉱団塊 (高師小僧)の象徴であると。。。  この説は かなり 説得力がある。

だから 『 南宮の本山は 信濃国とぞ 承る・・・・ 』 とは 真実みがあり、まさに十二世紀頃までは、諏訪の 縄文中期からあった 製鉄の伝承が 語られていたのである。 
しかしカッ鉄鉱からの縄文鉄は不純物が多く、強度に難があり、その後の青銅器の弥生文化に破れたのだ。

そして今では 弥生以前の カッ鉄鉱からの縄文製鉄技術は、砂鉄からの製鉄技術に押され、やがて 忘れ去られた。 列島の原住民である 縄文人は、未開(文化がない)人とされているが、まったく事実と反する。

【 みすずかる 信濃の真弓 わが引かば 貴人(ウマヒト) さびて いなと 言はむかも (万葉集巻2・96) 】    弓-とりわけ 鉄鏃(矢じり)を 考える時、結びつくのでは? と 思うし、後段の サビが (A) の鉄音に懸る とすれば、なかなかおもしろい と 言える。

諏訪社の 鉄器にまつわる話は 数多くあり、諏訪に係わる 権力闘争の歴史が 面白い程よく分かってくるが、それは 次回に 記す事とする

     朝顔型埴輪 ↓                      円筒埴輪 ↓   
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      現代手作り鋳鉄炉 ↓
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by hansaki460 | 2009-04-10 20:46 | 歴 史 秘 話 | Comments(1)
Commented by 丸谷 憲二 at 2011-01-18 07:48 x
私のHP 宝木伝説です。
熊山遺跡出土品の考察 PDF2.93MB
を公開しております。
縄文中期の 円筒埴輪や 朝顔型埴輪が、明治初期の キューポラ(鋳物炉)に 酷似している事実を 指摘して、製鉄が行われていた証明に ほかならない と しいる。

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